2010年 05月 26日
1年目検査
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去年のGW明けに竣工した物件の1年目の検査の立会に行ってきました。
早い物で、「もう1年たったか・・・。」と思う前に、
一部不具合があったため、途中で何度か見に行く事はあったのですが、
上から下まで一通り良く見て回るのは、竣工以来1年ぶりの事です。
自動車やパソコンなど、初期不良には発売元の保証があるように、
建築物にも瑕疵担保期間というものがあります。
コンクリート造、鉄骨造の建物は、旧四会連合会の請負契約約款では2年間、
民法では、10年、となっており、契約時に明記しています。
住宅品質促進法では10年から20年となっていますが、これは
昨今の消費者保護のための工業製品の品質管理の流れから、
マンション等の購入者は、建築主ではない為、
売買契約時にその期間を明記できる仕組みを作った物です。
今回検査立会した建物は、建築主=使用者であり、
検査をまたずに問題が生じれば、連絡を頂いていました。
1階のエントランスホール床で問題がありました。
台風など強風時の雨が、ドアの隙間から侵入し、わずかに室内側に下っていた為
エントランスホール内に水溜りができているという物でした。
床はタイル貼りのため、すぐに問題となるわけではありませんが、
それほど広くないホールのEVの扉の隙間から
EVピットに水が浸入するという事態になっていたのです。
EVの電気関係に障害を起こすと機器をいためる事になってしまいます。
何か対策が必要です。
そこで扉周りのタイルを外側に下るように貼りなおし、扉手前で水が落ちるように
グレーチングという金属製の溝を設置しました。
最近の雨でも水溜りができることはなくなり、
EVの定期点検でも問題はなかったそうです。
瑕疵とは真珠にできた傷の事です。
金額の高い買い物をしたのに傷が付いていたら、取り替えてほしいですよね。
建物は取り替えるわけにいかないので(建替えはできますが)
一定の期間は満足していただけるよう対応していくのです。
T.K
早い物で、「もう1年たったか・・・。」と思う前に、
一部不具合があったため、途中で何度か見に行く事はあったのですが、
上から下まで一通り良く見て回るのは、竣工以来1年ぶりの事です。
自動車やパソコンなど、初期不良には発売元の保証があるように、
建築物にも瑕疵担保期間というものがあります。
コンクリート造、鉄骨造の建物は、旧四会連合会の請負契約約款では2年間、
民法では、10年、となっており、契約時に明記しています。
住宅品質促進法では10年から20年となっていますが、これは
昨今の消費者保護のための工業製品の品質管理の流れから、
マンション等の購入者は、建築主ではない為、
売買契約時にその期間を明記できる仕組みを作った物です。
今回検査立会した建物は、建築主=使用者であり、
検査をまたずに問題が生じれば、連絡を頂いていました。
1階のエントランスホール床で問題がありました。
台風など強風時の雨が、ドアの隙間から侵入し、わずかに室内側に下っていた為
エントランスホール内に水溜りができているという物でした。
床はタイル貼りのため、すぐに問題となるわけではありませんが、
それほど広くないホールのEVの扉の隙間から
EVピットに水が浸入するという事態になっていたのです。
EVの電気関係に障害を起こすと機器をいためる事になってしまいます。
何か対策が必要です。
そこで扉周りのタイルを外側に下るように貼りなおし、扉手前で水が落ちるように
グレーチングという金属製の溝を設置しました。
最近の雨でも水溜りができることはなくなり、
EVの定期点検でも問題はなかったそうです。
瑕疵とは真珠にできた傷の事です。
金額の高い買い物をしたのに傷が付いていたら、取り替えてほしいですよね。
建物は取り替えるわけにいかないので(建替えはできますが)
一定の期間は満足していただけるよう対応していくのです。
T.K
by housingpro
| 2010-05-26 21:18
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