2010年 07月 16日
韓国の建築
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先週までは、このブログにもサッカーのワールドカップの話題が多く、寝不足な姿もちらほら見かけ盛り上がっていましたが、多くの人をワクワクさせるスポーツの魅力に改めて感心していました。
さて、今回は韓国建築の紹介第二弾です。前回はソウルの中心を流れる川の再生についてでしたが、今回はパジェブックシティ(坡州出版文化産業団地)を紹介します。
1989年に出版企画編集から印刷、流通までを1ヶ所で行い「韓国の出版文化産業の発展を果たす」目標を掲げた出版人たちが組合を構成して長年推進してきた結果、現在のように多くの企業が集うこととなっています。
また、2004年にアジア出版文化センターが出現し、この都市の核として、また文化の中心としての役割を担っています。
この都市は、建築設計の指針や景観指針及び看板や屋外広告物の指針まで自らが決め、守ることにより、質の高い魅力ある建築が出現しています。
同時に「よい本を作るための最上の環境を」というスローガンを掲げているだけあり、自然と調和する建築をモットーに、もとの自然の地形を造成せずに共生している姿は、将来への強い意志を感じさせます。街づくりは、人の粘り強い意思と努力によって形成されているのだということを再考させられました。
常務取締役 安藤暢彦
さて、今回は韓国建築の紹介第二弾です。前回はソウルの中心を流れる川の再生についてでしたが、今回はパジェブックシティ(坡州出版文化産業団地)を紹介します。
1989年に出版企画編集から印刷、流通までを1ヶ所で行い「韓国の出版文化産業の発展を果たす」目標を掲げた出版人たちが組合を構成して長年推進してきた結果、現在のように多くの企業が集うこととなっています。
また、2004年にアジア出版文化センターが出現し、この都市の核として、また文化の中心としての役割を担っています。
この都市は、建築設計の指針や景観指針及び看板や屋外広告物の指針まで自らが決め、守ることにより、質の高い魅力ある建築が出現しています。
同時に「よい本を作るための最上の環境を」というスローガンを掲げているだけあり、自然と調和する建築をモットーに、もとの自然の地形を造成せずに共生している姿は、将来への強い意志を感じさせます。街づくりは、人の粘り強い意思と努力によって形成されているのだということを再考させられました。
常務取締役 安藤暢彦
by housingpro
| 2010-07-16 20:58
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