2011年 03月 28日
今できることとは何か
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震災から2週間が過ぎました。
連日のニュースでは、被災された方々の苦しい現状が伝えられるとともに
少しずつ復興へ向けて動き始めた人達の話題も流れ始めました。
まだ、先行きの見えない状況ではありますが
そうした人達の動きが流れ始めることに、希望を感じずにはいられません。
私も意匠設計者として、このような時に自分にできることを考えてみましたが
何もないことに改めて気づかされました。
日々の生活の中で、少しでも気持ちが豊かになるように
様々なデザインを検討し、形にしていくことが
私が日々の仕事で心がけていることです。
しかし、それは被災され、生活以前に「今、どうやって生きるのか?」
という課題には無力でしかありません。
では、何ができるのか?
震災のことについて考え、自問自答し、又同業の人たちと話していく中で
結局、自分に今できることとは、未来を見据え、
自らの仕事により真摯に取組んで行くことしかできないということでした。
設計とは、意匠・構造・設備という
チームで行っていくものです。
建物本体の安全性は構造設計者の範疇ですが
意匠設計者としても、地震時の建物内外の安全性に
より注意を払って行きたいと思います。
解りやすいところでは、地震時の内部家具の転倒や、
ガラスや天井の落下等を如何に防いでいくのかというようなことです。
建物は倒壊しなくても、そのようなものの下敷きになり、怪我をしないように
より高い安全性を求めて設計して行かなければならないと思っています。
震災により大きな痛手を味わった訳ですが
この震災を糧にし、日本全体が前に進んで行けるように
私としても頑張って行きたいと思います。
佐々木 剛
連日のニュースでは、被災された方々の苦しい現状が伝えられるとともに
少しずつ復興へ向けて動き始めた人達の話題も流れ始めました。
まだ、先行きの見えない状況ではありますが
そうした人達の動きが流れ始めることに、希望を感じずにはいられません。
私も意匠設計者として、このような時に自分にできることを考えてみましたが
何もないことに改めて気づかされました。
日々の生活の中で、少しでも気持ちが豊かになるように
様々なデザインを検討し、形にしていくことが
私が日々の仕事で心がけていることです。
しかし、それは被災され、生活以前に「今、どうやって生きるのか?」
という課題には無力でしかありません。
では、何ができるのか?
震災のことについて考え、自問自答し、又同業の人たちと話していく中で
結局、自分に今できることとは、未来を見据え、
自らの仕事により真摯に取組んで行くことしかできないということでした。
設計とは、意匠・構造・設備という
チームで行っていくものです。
建物本体の安全性は構造設計者の範疇ですが
意匠設計者としても、地震時の建物内外の安全性に
より注意を払って行きたいと思います。
解りやすいところでは、地震時の内部家具の転倒や、
ガラスや天井の落下等を如何に防いでいくのかというようなことです。
建物は倒壊しなくても、そのようなものの下敷きになり、怪我をしないように
より高い安全性を求めて設計して行かなければならないと思っています。
震災により大きな痛手を味わった訳ですが
この震災を糧にし、日本全体が前に進んで行けるように
私としても頑張って行きたいと思います。
佐々木 剛
by housingpro
| 2011-03-28 10:55
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