2011年 03月 31日
プレファブリケーション
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こんにちは。
平成22年度も今日が最後の日です。
震災の爪痕を未だに深く残したまま新年度を迎える事となりますが、
そのまま萎縮する事なく、心を強く明るくして被災地をバックアップしていきたいですね。
さて、僕が担当していた物件がこの春竣工しました。
今日はその建物にまつわるお話です。
建物用途は児童福祉施設です。
放課後の児童の為の施設で、授業終了後の児童を預ける為の施設です。
よく小学校に併設されていますよね。
建物はプレファブリケーションで建てられました。
いわゆる"プレハブ工法"と言われるものです。
プレハブ工法は、あらかじめ工場である程度のところまで作っておいて、
現場では組み立てるだけというような仕組みの事です。
この工法を利用する事によって工事工期とコストを縮減するというメリットが得られます。
建物の躯体を予め決められた部材で構成する為、意匠的にはある程度の制限があります。
限られた予算と、既製部材で構成される建物でも、豊かな空間となるように努めました。
外装はなるべくプレハブっぽく見せたくなかったので濃灰色のサイディングを使い、
内装は外装とは対照的に明るく演出したかったので、基本的に白い壁と木質材料で構成しました。
工事着工は12月末だったので約3カ月で完成できました。
最初はホントに終わるのか疑問でしたが、早いものですね。
躯体工事1ヶ月、内外装工事1.5ヶ月、外構その他0.5ヶ月。
やはり躯体に掛る工事工期を短縮できたのはプレファブリケーションならではですね。
子供たちには明日からキレイに使ってもらいたいです。笑
大澤雄二
平成22年度も今日が最後の日です。
震災の爪痕を未だに深く残したまま新年度を迎える事となりますが、
そのまま萎縮する事なく、心を強く明るくして被災地をバックアップしていきたいですね。
さて、僕が担当していた物件がこの春竣工しました。
今日はその建物にまつわるお話です。
建物用途は児童福祉施設です。
放課後の児童の為の施設で、授業終了後の児童を預ける為の施設です。
よく小学校に併設されていますよね。
建物はプレファブリケーションで建てられました。
いわゆる"プレハブ工法"と言われるものです。
プレハブ工法は、あらかじめ工場である程度のところまで作っておいて、
現場では組み立てるだけというような仕組みの事です。
この工法を利用する事によって工事工期とコストを縮減するというメリットが得られます。
建物の躯体を予め決められた部材で構成する為、意匠的にはある程度の制限があります。
限られた予算と、既製部材で構成される建物でも、豊かな空間となるように努めました。
外装はなるべくプレハブっぽく見せたくなかったので濃灰色のサイディングを使い、
内装は外装とは対照的に明るく演出したかったので、基本的に白い壁と木質材料で構成しました。
工事着工は12月末だったので約3カ月で完成できました。
最初はホントに終わるのか疑問でしたが、早いものですね。
躯体工事1ヶ月、内外装工事1.5ヶ月、外構その他0.5ヶ月。
やはり躯体に掛る工事工期を短縮できたのはプレファブリケーションならではですね。
子供たちには明日からキレイに使ってもらいたいです。笑
大澤雄二
by housingpro
| 2011-03-31 14:37
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