2012年 10月 02日
日本の技術
|
エ! なにこれ! 大変!!!
って、これは特撮用に製作されたミニチュア模型です。
前回も磯野家のリアル模型を見ましたが、今回はスケールが違います。
東京タワーから町の建物の風合、看板や洗濯物まで巧妙な作りです。
中でも、ビルや国会議事堂が崩壊した模型は更にすごかったです。
特撮のメイキング映像も見ることができ、新たなアイデアが
どんどん盛り込まれていることがわかります。
ビルの崩壊では、よりリアルさを求め、カーテンウォールのガラスや
外壁パネルを1枚ずつはめていき、ビルがそのまま平面的に崩壊するのではなく、
ガラスやパネルがジョイント部で壊れ落ちていくという
実際の崩壊に近い作りを再現し、映像を撮っているのです。
3DCGをではなく、生の映像のリアルさなので、本当に素晴らしかったです。
私は昔、蟻からみたら私はガリバーかなと思ったことがあります。
ウルトラマンやガメラにみんなが夢中になったのは
普段の生活を巨人になって違う角度から見るというところにも
興味があったのでしょう。
模型の他にも数多くのデザイン画や設計図などの展示もありました。
マイティジャック(1968年)のMJ号のスケッチ画には
宇宙船に太陽光パネルの装備が描かれているのを発見しました。
当時からそんな装備を考えていたとは驚きです。
メイキングの中でみんなが色々なアイデアの討論をしているところが
大変面白く、ものづくりを本当に楽しんでいる様子が印象的でした。
高橋 美恵
by housingpro
| 2012-10-02 18:03
<< CL | 記念日 >> |