2013年 10月 11日
最も遅い真夏日
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ようやく秋の気配を感じられる季節になりましたが、
東京では約1世紀ぶりに最も遅い真夏日を更新したそうです。
同時に台風の発生も多くなり各地で大きな被害をもたらしました。
今後も気象情報に注視し続けてゆきたいと思います。
台風が発生すると温度・湿度が上がる為、この時期でも不快に感じられます。
ご存じの方も多いと思いますが不快指数(Temperature-Humidity Index)は簡単に求めることができます。
手順としましては、気象庁アメダス(表形式)(http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/)より
気温と湿度を参照し下記の公式に数値を代入します。(10月11日 9時, 東京)
Td: 気温(乾球温度)[℃] ...24.9℃
H: 湿度[%] ...85%
THIα=0.81Td+0.01H(0.99Td-14.3)+46.3
=0.81*24.9+0.01*85(0.99*24.9-14.3)+46.3
=75.26735
米国気象局が初めて使用した不快指数もほぼ近い値で求めることができました。
空気線図より
Tw: 湿球温度[℃] ...23℃
THIβ=(Td+Tw)x0.72+40.6
=(24.9+23)x0.72+40.6
=75.088
体感の目安は、75以上で半数以上の人が不快、80以上ではほぼ全員が不快と感じるそうです。
気分転換にぜひ不快指数も調べてみてください。
わざわざ手計算をしなくても便利なアプリなどもありますね。
ただし上記の値はあくまで屋外且つ無風の条件となり、必ずしも体感とは一致しないです。
実際は室内の温湿度から割り出し、夏季の省エネ対策で空調の温度調節の目安として使用することが望ましいです。
設備設計の際はそれぞれ建物によって条件が異なりますので、
屋外条件を踏まえ屋内条件の内部負荷(照明、人体、機器負荷)、構造体負荷、日射負荷、外気量、外皮方位等を加味し、
設計温湿度の条件に見合うように住環境を考えてゆきます。
多様化する中ご享受賜りながらニーズに合った提案ができるよう
日々勉強させて戴いている次第です。
絵のほうは、少しづつかたちが見えてきました。
今回はペンで風景画(?)に挑戦しておりますが、私には難しいのでいくつか補助を使って描いております。
①方眼紙である。
②建物のアタリに消せるボールペンを使っている。
③ハッチング箇所は画材屋さんで売っているような極細ペン(0.05mm)を使っている。
これさえ揃えて戴ければ、形も取り易いので無理なくドローイングを楽しむことができます。
ぜひ芸術の秋、手軽にはじめられるペン画風スケッチなど試されては如何でしょうか。
次回はもう少し細部を描き進めてゆきたいな、と考えております。
毎度恐縮ではございますがどうぞお楽しみに。
藤井麻衣
東京では約1世紀ぶりに最も遅い真夏日を更新したそうです。
同時に台風の発生も多くなり各地で大きな被害をもたらしました。
今後も気象情報に注視し続けてゆきたいと思います。
台風が発生すると温度・湿度が上がる為、この時期でも不快に感じられます。
ご存じの方も多いと思いますが不快指数(Temperature-Humidity Index)は簡単に求めることができます。
手順としましては、気象庁アメダス(表形式)(http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/)より
気温と湿度を参照し下記の公式に数値を代入します。(10月11日 9時, 東京)
Td: 気温(乾球温度)[℃] ...24.9℃
H: 湿度[%] ...85%
THIα=0.81Td+0.01H(0.99Td-14.3)+46.3
=0.81*24.9+0.01*85(0.99*24.9-14.3)+46.3
=75.26735
米国気象局が初めて使用した不快指数もほぼ近い値で求めることができました。
空気線図より
Tw: 湿球温度[℃] ...23℃
THIβ=(Td+Tw)x0.72+40.6
=(24.9+23)x0.72+40.6
=75.088
体感の目安は、75以上で半数以上の人が不快、80以上ではほぼ全員が不快と感じるそうです。
気分転換にぜひ不快指数も調べてみてください。
わざわざ手計算をしなくても便利なアプリなどもありますね。
ただし上記の値はあくまで屋外且つ無風の条件となり、必ずしも体感とは一致しないです。
実際は室内の温湿度から割り出し、夏季の省エネ対策で空調の温度調節の目安として使用することが望ましいです。
設備設計の際はそれぞれ建物によって条件が異なりますので、
屋外条件を踏まえ屋内条件の内部負荷(照明、人体、機器負荷)、構造体負荷、日射負荷、外気量、外皮方位等を加味し、
設計温湿度の条件に見合うように住環境を考えてゆきます。
多様化する中ご享受賜りながらニーズに合った提案ができるよう
日々勉強させて戴いている次第です。
絵のほうは、少しづつかたちが見えてきました。
今回はペンで風景画(?)に挑戦しておりますが、私には難しいのでいくつか補助を使って描いております。
①方眼紙である。
②建物のアタリに消せるボールペンを使っている。
③ハッチング箇所は画材屋さんで売っているような極細ペン(0.05mm)を使っている。
これさえ揃えて戴ければ、形も取り易いので無理なくドローイングを楽しむことができます。
ぜひ芸術の秋、手軽にはじめられるペン画風スケッチなど試されては如何でしょうか。
次回はもう少し細部を描き進めてゆきたいな、と考えております。
毎度恐縮ではございますがどうぞお楽しみに。
藤井麻衣
by housingpro
| 2013-10-11 18:18
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