2014年 05月 01日
完成報告2
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前回は、小学校の竣工をご報告しましたが
同じ敷地内で同時に進行していた
学童保育所も完成しました。
この学童は1・2階に同じ構成の施設を設け
2グループ60人ずつを受けいれる学童保育所になっています。
過去の同じタイプの学童保育所では、
入口が完全に分かれていた為、
グループ分けされた子供達は
施設内での交流がしにくい構成になっていました。
私は同じ施設で生活する子供達に
できるだけ交流する機会をつくりたいと思い
今までにない2つの空間をつくることを市に提案しました。
1つは別々になっていた入口を同じ場所に設け、
2つのグループの子供達の出会い空間となるようにしたことです。
他の施設と同じように
建具で仕切りを形成することにより
別々の入口としても使用できるように配慮しつつ
建具を開放すれば、保育室と一体の空間となり
自由に子供達が行き来できるように設計しました。
そしてもう一つは、1階と2階を繋ぐ吹抜けです。
吹抜けを通して、1階と2階の子供達が目線でつながり
それぞれの保育室に過ごしていても互いに意識できるようにしました。
このような空間が実際に子供達の出会いの手助けとなり
この建物を楽しんで使ってもらえればと思います。
佐々木 剛
同じ敷地内で同時に進行していた
学童保育所も完成しました。
この学童は1・2階に同じ構成の施設を設け
2グループ60人ずつを受けいれる学童保育所になっています。
過去の同じタイプの学童保育所では、
入口が完全に分かれていた為、
グループ分けされた子供達は
施設内での交流がしにくい構成になっていました。
私は同じ施設で生活する子供達に
できるだけ交流する機会をつくりたいと思い
今までにない2つの空間をつくることを市に提案しました。
1つは別々になっていた入口を同じ場所に設け、
2つのグループの子供達の出会い空間となるようにしたことです。
他の施設と同じように
建具で仕切りを形成することにより
別々の入口としても使用できるように配慮しつつ
建具を開放すれば、保育室と一体の空間となり
自由に子供達が行き来できるように設計しました。
そしてもう一つは、1階と2階を繋ぐ吹抜けです。
吹抜けを通して、1階と2階の子供達が目線でつながり
それぞれの保育室に過ごしていても互いに意識できるようにしました。
このような空間が実際に子供達の出会いの手助けとなり
この建物を楽しんで使ってもらえればと思います。
佐々木 剛
by housingpro
| 2014-05-01 10:09
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