2016年 04月 22日
熊本地震
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今月14日の最初の地震に続き16日の本震で被害が拡大、かつ余震が続いております。
地震災害後の対応としては災害を受けた建物による二次災害を防止するため、
都道府県知事より認定を受けた、被災建築物応急危険度判定士【判定士】が判定し、
判定結果を建物に表示するシステムがあります。
調査済 (緑色): 被災建築物が使用可能なもの。
要注意 (黄色): 被災建築物に立ち入る場合は十分注意するもの。
危険 (赤色): 被災建築物に立ち入ることが危険なもの。
判定は地震から10日以内に完了するのが目安ですが、震災後一週間後の新聞報道では、
熊本県内の12市町村のうち応急危険度判定を開始したのは4市町村にとどまっている
状況です。余震が800回も続いている現状では、安全性を確保する判定士も、
最終安全の判定は非常に難しく容易ではありません。
被災建築物の安全性を確保する第一義的責任は建物の所有者・管理者にありますが、
災害によって多くの建物が被害を受けた場合、被災建物の所有者・管理者、もしくは居住者が
被災建築物の安全性を判定することは容易ではありません。
その結果、余震による倒壊等危険な被災建物が使用・放置され、多くの人が二次災害の
危険にさらされる可能性があります。こうした危険を回避するためにも、
被災建築物応急危険度判定士の協力を得て行う判定システムが迅速かつ的確に実施される
事を願います。
地震災害に遭遇し全倒壊しなかった建物の中にも、余震により倒壊する場合があります。
判定士も安全判定が容易でない地震です、
被災建物に立ち入るなとは、言い難い状況ですけれども、
自分自身の身を守るうえでも、安全により安全な対応を願うばかりです。
平山 哲男
地震災害後の対応としては災害を受けた建物による二次災害を防止するため、
都道府県知事より認定を受けた、被災建築物応急危険度判定士【判定士】が判定し、
判定結果を建物に表示するシステムがあります。
調査済 (緑色): 被災建築物が使用可能なもの。
要注意 (黄色): 被災建築物に立ち入る場合は十分注意するもの。
危険 (赤色): 被災建築物に立ち入ることが危険なもの。
判定は地震から10日以内に完了するのが目安ですが、震災後一週間後の新聞報道では、
熊本県内の12市町村のうち応急危険度判定を開始したのは4市町村にとどまっている
状況です。余震が800回も続いている現状では、安全性を確保する判定士も、
最終安全の判定は非常に難しく容易ではありません。
被災建築物の安全性を確保する第一義的責任は建物の所有者・管理者にありますが、
災害によって多くの建物が被害を受けた場合、被災建物の所有者・管理者、もしくは居住者が
被災建築物の安全性を判定することは容易ではありません。
その結果、余震による倒壊等危険な被災建物が使用・放置され、多くの人が二次災害の
危険にさらされる可能性があります。こうした危険を回避するためにも、
被災建築物応急危険度判定士の協力を得て行う判定システムが迅速かつ的確に実施される
事を願います。
地震災害に遭遇し全倒壊しなかった建物の中にも、余震により倒壊する場合があります。
判定士も安全判定が容易でない地震です、
被災建物に立ち入るなとは、言い難い状況ですけれども、
自分自身の身を守るうえでも、安全により安全な対応を願うばかりです。
平山 哲男
by housingpro
| 2016-04-22 18:18
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