2007年 11月 08日
建材雑貨物語
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こんにちは、『ユウ』です。
以前にも書きましたが、僕は意匠設計の業務を行っています。
意匠設計は空間をイメージする事から始まると考えます。
そのイメージから具体的なデザインを行う時、必ずついてまわるのが「材料」の問題です。
建築材料は部位毎にたくさんの種類があります。
木系、石系、セメント系、樹脂系、ガラス系、金属系、繊維系、塗料系、紙系、油系…などなど、
それらの系統から更に細分化され、部位によって様々な形態を取り、建築材料として作られています。
そんな膨大な種類の材料の中から計画に最適なものを選定し、設計業務を進めていきます。
また、材料ひとつひとつに市場が存在し、材料を作っている建材メーカーは星の数程あります。
建材メーカーの営業マンは僕達のような設計事務所に度々商品のアピールに来てくれます。
彼等としては建築工事で自社製品が採用されれば利益が出る訳なので、
設計事務所に営業に来るのは当然といえば当然ですよね。
僕はそんなメーカー営業の窓口みたいな事もやっています。
この「営業応対」の任を命ぜられて3年以上経ちますが、
そのお陰で実に色々な人にお会いする事が出来ました。
各社の営業マンはそれぞれに魅力的なプレゼンテーションをしてくれます。
彼等はカタログと一緒に建材の「サンプル」を持ってきてくれたりもします。
タイルやボード、シート、カーテン、等様々な材料を頂きます。
先日お会いした屋上緑化のメーカーさんには野菜栽培セットなるものも貰いました。
さて、今日はその「建材サンプル」を紹介します。
建材サンプルは僕のデスクの上で大活躍しています。
建材はなにしろ建物に使うものなので、汚れに強く、しかも頑丈なものが多いので、
形状さえ合わせることが出来れば、通常の雑貨よりも優れたアイテムになります。
左から「人工大理石」、「有孔ブロック」、「木製デッキ」です。
人工大理石は天然の鉱物質を主体成分として成分調整を行い、人工的に作った大理石で、
天然のものよりもコスト面で有利な材料です。
写真は100mm角のサンプルでコーヒーコースターにぴったりでした。石材だけにとても衛生的です。
有孔ブロックは外構や外装材に用いられる穴の開いたレンガ材で、ペンフォルダとして使っています。
セメント材の持つ無骨さがデスクにアクセントを加えてくれます。
重量もあるのでブックエンドとしても活躍してくれます。
最後の木製デッキは、廃材のリサイクルによって作られたデッキで、テラスなどの床材に使われます。
写真でもわかるように内部には空洞があり、これもペンフォルダとして即採用しました。
先日デッキメーカーの営業さんにこの事を打ち明けたら、デッキサンプルのペンフォルダの使用は
とても良くある事だそうで、その会社ではデッキ材の雑貨の商品化を検討しているという事でした。
建築材料は知れば知るほどに有利で、なんといっても経験の差が出る分野でもあります。
僕が上司に質問する事項で一番多い事がこの材料の分野かも知れません。
これからも楽しく建材と付き合っていこうと思います。
以前にも書きましたが、僕は意匠設計の業務を行っています。
意匠設計は空間をイメージする事から始まると考えます。
そのイメージから具体的なデザインを行う時、必ずついてまわるのが「材料」の問題です。
建築材料は部位毎にたくさんの種類があります。
木系、石系、セメント系、樹脂系、ガラス系、金属系、繊維系、塗料系、紙系、油系…などなど、
それらの系統から更に細分化され、部位によって様々な形態を取り、建築材料として作られています。
そんな膨大な種類の材料の中から計画に最適なものを選定し、設計業務を進めていきます。
また、材料ひとつひとつに市場が存在し、材料を作っている建材メーカーは星の数程あります。
建材メーカーの営業マンは僕達のような設計事務所に度々商品のアピールに来てくれます。
彼等としては建築工事で自社製品が採用されれば利益が出る訳なので、
設計事務所に営業に来るのは当然といえば当然ですよね。
僕はそんなメーカー営業の窓口みたいな事もやっています。
この「営業応対」の任を命ぜられて3年以上経ちますが、
そのお陰で実に色々な人にお会いする事が出来ました。
各社の営業マンはそれぞれに魅力的なプレゼンテーションをしてくれます。
彼等はカタログと一緒に建材の「サンプル」を持ってきてくれたりもします。
タイルやボード、シート、カーテン、等様々な材料を頂きます。
先日お会いした屋上緑化のメーカーさんには野菜栽培セットなるものも貰いました。
さて、今日はその「建材サンプル」を紹介します。
建材サンプルは僕のデスクの上で大活躍しています。
建材はなにしろ建物に使うものなので、汚れに強く、しかも頑丈なものが多いので、
形状さえ合わせることが出来れば、通常の雑貨よりも優れたアイテムになります。
左から「人工大理石」、「有孔ブロック」、「木製デッキ」です。
人工大理石は天然の鉱物質を主体成分として成分調整を行い、人工的に作った大理石で、
天然のものよりもコスト面で有利な材料です。
写真は100mm角のサンプルでコーヒーコースターにぴったりでした。石材だけにとても衛生的です。
有孔ブロックは外構や外装材に用いられる穴の開いたレンガ材で、ペンフォルダとして使っています。
セメント材の持つ無骨さがデスクにアクセントを加えてくれます。
重量もあるのでブックエンドとしても活躍してくれます。
最後の木製デッキは、廃材のリサイクルによって作られたデッキで、テラスなどの床材に使われます。
写真でもわかるように内部には空洞があり、これもペンフォルダとして即採用しました。
先日デッキメーカーの営業さんにこの事を打ち明けたら、デッキサンプルのペンフォルダの使用は
とても良くある事だそうで、その会社ではデッキ材の雑貨の商品化を検討しているという事でした。
建築材料は知れば知るほどに有利で、なんといっても経験の差が出る分野でもあります。
僕が上司に質問する事項で一番多い事がこの材料の分野かも知れません。
これからも楽しく建材と付き合っていこうと思います。
by housingpro
| 2007-11-08 13:48
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