2008年 05月 15日
ひとごとでなく・・
|
こんにちは、”はた”です。
例年はわりと仕事が落ち着いているGW前後の時期なんですが、
今年はふたつの設計物件が大詰めの時期で重なり、バタバタと
過ごしています。
そんな風に目の前の仕事に追われながらも、中国で起きた地震
のニュースで倒壊した建物や被災者の様子などを目にすると、
構造設計者としては心が揺れますね。
地震の起きた四川省へは、10年程前に旅したことがあります。
その頃、成都の街は建設ラッシュであちこちに工事現場があり
ましたので、仕事柄興味もあり仮囲いの隙間から覗いたりして
いましたが、耐震基準の厳しい日本に比べると、柱が細いなあ・・
鉄筋が少ないなあ・・という印象を持ちました。
ビルなどはまだ鉄筋コンクリートですが、古い住宅などはレンガや
ブロックを積んで建てたものが多く、危ないなと思っていましたが、
やはり・・という感じです。
今回は学校が倒壊しての被害が大きかったことも、ひとごとではあり
ません。学校などを対象とした耐震診断や耐震補強も業務のなかで
大きな比重を占めており、現在もいくつかの学校で進めています。
日本でも古い学校の多くは耐震性が不足していますので、緊急の課題
ではあるんですが、時間も手間も掛かる仕事であり、まだまだ補強が
なされていない学校が多いのが実情です。
この前、舎人ライナーに乗って出掛けたのも、ある学校の体育館の
耐震補強設計の為の調査でした。
写真は昨年度に行われた体育館の補強工事の様子です。
コツコツとした地味な作業ですが、そういう積み重ねが
大事なんだと改めて思います。
では、また。
例年はわりと仕事が落ち着いているGW前後の時期なんですが、
今年はふたつの設計物件が大詰めの時期で重なり、バタバタと
過ごしています。
そんな風に目の前の仕事に追われながらも、中国で起きた地震
のニュースで倒壊した建物や被災者の様子などを目にすると、
構造設計者としては心が揺れますね。
地震の起きた四川省へは、10年程前に旅したことがあります。
その頃、成都の街は建設ラッシュであちこちに工事現場があり
ましたので、仕事柄興味もあり仮囲いの隙間から覗いたりして
いましたが、耐震基準の厳しい日本に比べると、柱が細いなあ・・
鉄筋が少ないなあ・・という印象を持ちました。
ビルなどはまだ鉄筋コンクリートですが、古い住宅などはレンガや
ブロックを積んで建てたものが多く、危ないなと思っていましたが、
やはり・・という感じです。
今回は学校が倒壊しての被害が大きかったことも、ひとごとではあり
ません。学校などを対象とした耐震診断や耐震補強も業務のなかで
大きな比重を占めており、現在もいくつかの学校で進めています。
日本でも古い学校の多くは耐震性が不足していますので、緊急の課題
ではあるんですが、時間も手間も掛かる仕事であり、まだまだ補強が
なされていない学校が多いのが実情です。
この前、舎人ライナーに乗って出掛けたのも、ある学校の体育館の
耐震補強設計の為の調査でした。
写真は昨年度に行われた体育館の補強工事の様子です。
コツコツとした地味な作業ですが、そういう積み重ねが
大事なんだと改めて思います。
では、また。
by housingpro
| 2008-05-15 20:26
| ブログ
<< 和の心 | ガムテープ文字 >> |