2011年 07月 15日
梅雨も開けて、連日暑い日が続きますがみなさん体調を崩していないでしょうか。
今年は、各所で節電に取り組んでいますが一部消灯していてもあまり暗さを感じなかったり、
設定温度を上げているはずの車内が涼しく感じたりして、改めて今までの生活の中での
エネルギー大量消費を再認識しました。
その意味で今年は人類が大きく生活の方向転換した年として、後に語られるかもしれません。
さて、昨年もこのブログで紹介しましたが、
今年も東京建築士事務所協会では、9月30日(金)から10月2日(日)まで
新宿駅西口広場イベントコーナーにて「建築ふれあいフェア2011」を開催します。
今年は3年に一度世界中の建築家が参加する世界建築会議が同じ時期に東京で
開催されることもあり、震災を体験した教訓を踏まえ、
「みんなが安心して暮らせる美しいまち」をテーマに様々な活動や情報を
世界中に発信したいと思っています。
実行委員会の副委員長に指名されたこともあり、ぜひ皆様に見ていただけるような
イベントにしていくためこの夏は汗をかこうと思っています。
常務取締役 安藤 暢彦
今年は、各所で節電に取り組んでいますが一部消灯していてもあまり暗さを感じなかったり、
設定温度を上げているはずの車内が涼しく感じたりして、改めて今までの生活の中での
エネルギー大量消費を再認識しました。
その意味で今年は人類が大きく生活の方向転換した年として、後に語られるかもしれません。
さて、昨年もこのブログで紹介しましたが、
今年も東京建築士事務所協会では、9月30日(金)から10月2日(日)まで
新宿駅西口広場イベントコーナーにて「建築ふれあいフェア2011」を開催します。
今年は3年に一度世界中の建築家が参加する世界建築会議が同じ時期に東京で
開催されることもあり、震災を体験した教訓を踏まえ、
「みんなが安心して暮らせる美しいまち」をテーマに様々な活動や情報を
世界中に発信したいと思っています。
実行委員会の副委員長に指名されたこともあり、ぜひ皆様に見ていただけるような
イベントにしていくためこの夏は汗をかこうと思っています。
常務取締役 安藤 暢彦
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by housingpro
| 2011-07-15 20:28
| ブログ
2011年 07月 14日
先日、歌舞伎を観に行きました。
初めての歌舞伎鑑賞になります。
華道教室の先生に連れて行ってもらい、丁寧に説明いただき、イヤホンガイドも借りて観たので
想像よりも難しくはなかったです。
踊りの演目はきれいだなぁ、すごいなぁと普通に楽しめました。
ただ、どんなにきれいでも見慣れていない私には女形はやっぱり男の人に見えてしまいます。
「この人は、きれいな女の人の役なんだ」
と自分の頭で変換しながら舞台を観ていたので中々入り込めませんでした。
歌舞伎のよさを全く分かっていない、残念な感想なのでしょうが。
「歌舞伎っていうのはね…」とすばらしさを知っている人は、ぜひ私に教えてください。
歌舞伎座は現在建て替え中のため、今回は新橋演舞場でした。
写真は取り壊し前日の第4期目の歌舞伎座です。
第5期目の歌舞伎座の完成予定は2年後の春だそうです。
その頃にはもっと楽しめるようになって、観にいけたらと思います。
大島 千鶴
初めての歌舞伎鑑賞になります。
華道教室の先生に連れて行ってもらい、丁寧に説明いただき、イヤホンガイドも借りて観たので
想像よりも難しくはなかったです。
踊りの演目はきれいだなぁ、すごいなぁと普通に楽しめました。
ただ、どんなにきれいでも見慣れていない私には女形はやっぱり男の人に見えてしまいます。
「この人は、きれいな女の人の役なんだ」
と自分の頭で変換しながら舞台を観ていたので中々入り込めませんでした。
歌舞伎のよさを全く分かっていない、残念な感想なのでしょうが。
「歌舞伎っていうのはね…」とすばらしさを知っている人は、ぜひ私に教えてください。
歌舞伎座は現在建て替え中のため、今回は新橋演舞場でした。
写真は取り壊し前日の第4期目の歌舞伎座です。
第5期目の歌舞伎座の完成予定は2年後の春だそうです。
その頃にはもっと楽しめるようになって、観にいけたらと思います。
大島 千鶴
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by housingpro
| 2011-07-14 13:24
2011年 07月 13日
今年も暑い夏がやってきました。様々なイベント等もありワクワクするこの時期ですが、毎年ニュースにのぼってくるもののひとつに「熱中症」があります。
毎年のことだけに、熱中症については多くの人がよく知っているように感じられますが、
今年は節電もあり昨年までの夏とは若干違う部分もあると思いますので、熱中症について再確認してみたいと思います。
熱中症とは暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神、熱けいれん、熱疲労(熱ひはい)、熱射病などに分けられます。
この中でもっとも重いのが熱射病で、これは死亡事故につながります。
熱中症を引き起こすそもそもの根底には、ヒトの体温を調節するメカニズムが大きく関係します。熱中症のメカニズムを体温調節の仕組みから考えてみると
1. 皮膚の表面から空気中へ熱を放出する
2. 汗をかき、その汗が蒸発するときに熱を奪うはたらき(気化熱)を利用する
体温よりも気温が低ければ、皮膚から空気中へ熱が移りやすく、体温の上昇を抑えることができます。
また、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができます。
しかし、気温が体温より高くなると、空気中への熱の放出が難しくなるため、体温調節は発汗だけに頼ることになります。
ところが真夏日によくあるように、気温が高いばかりでなく、湿度も75%以上になると、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなる。
そのため、発汗による体温調節すら事実上できなくなってしまう状態となります。
また、体温が37℃を超えると皮膚の血管が拡張し、皮膚の血液量を増やして熱を放出しようとします。
しかし、このとき体温がさらに上昇し、発汗などによって体の水分量が極端に減ると、今度は心臓や脳を守るために血管が収縮しはじめてしまいます。
つまり、ここでも熱が放出できなくなってしまうのです。
熱中症は、こうして体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害です。
実は、炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても起こり得ますので、注意が必要です。
ここまで書いてみて改めて思うのは、熱中症は日本に住んでいる限り、無視することができないということです。
しかし熱中症は、ちょっとした注意で防ぐことができます。
1. 体調を整える
睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控えよう。
2. 服装に注意
通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶろう。
3. こまめに水分補給
「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しましょう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、スポーツドリンクなどを飲むのがオススメです。
4. 年齢も考慮に入れて
体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすい。年齢を意識して、予防を心がけることも大切です。
以上のことに注意をしていても熱中症にはなるかもしれません。
熱中症かもしれない、と思ったらまずまっ先にしなければならない基本中の基本としては
・ 涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する
・ 衣類をゆるめて休む
・ 体を冷やす(氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす。)
・ 水分を補給する (このとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要があります。スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて補給するといいです。)
ここまでが自分でもできる応急処置です。
熱中症は、回復してしまえば終わり、というものではありません。一説によると、熱中症になった経験のある人は熱中症になりやすいともいわれています。
また、熱中症で体温が高くなると、大腸菌でつくられた内毒素が血液中に漏れ出て、体温が正常に戻っても体の抵抗力が弱まるという研究結果もあります。
熱中症になった後は、病院で受診して大事をとるとともに、しばらくの間は体をいたわる生活をする必要があります。
くれぐれも「もう大丈夫」とばかりに、翌日からまた活発に活動をはじめる、なんてことをしないように。
楽しく夏を乗り切りましょう。
平沢 謙治
毎年のことだけに、熱中症については多くの人がよく知っているように感じられますが、
今年は節電もあり昨年までの夏とは若干違う部分もあると思いますので、熱中症について再確認してみたいと思います。
熱中症とは暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神、熱けいれん、熱疲労(熱ひはい)、熱射病などに分けられます。
この中でもっとも重いのが熱射病で、これは死亡事故につながります。
熱中症を引き起こすそもそもの根底には、ヒトの体温を調節するメカニズムが大きく関係します。熱中症のメカニズムを体温調節の仕組みから考えてみると
1. 皮膚の表面から空気中へ熱を放出する
2. 汗をかき、その汗が蒸発するときに熱を奪うはたらき(気化熱)を利用する
体温よりも気温が低ければ、皮膚から空気中へ熱が移りやすく、体温の上昇を抑えることができます。
また、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができます。
しかし、気温が体温より高くなると、空気中への熱の放出が難しくなるため、体温調節は発汗だけに頼ることになります。
ところが真夏日によくあるように、気温が高いばかりでなく、湿度も75%以上になると、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなる。
そのため、発汗による体温調節すら事実上できなくなってしまう状態となります。
また、体温が37℃を超えると皮膚の血管が拡張し、皮膚の血液量を増やして熱を放出しようとします。
しかし、このとき体温がさらに上昇し、発汗などによって体の水分量が極端に減ると、今度は心臓や脳を守るために血管が収縮しはじめてしまいます。
つまり、ここでも熱が放出できなくなってしまうのです。
熱中症は、こうして体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害です。
実は、炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても起こり得ますので、注意が必要です。
ここまで書いてみて改めて思うのは、熱中症は日本に住んでいる限り、無視することができないということです。
しかし熱中症は、ちょっとした注意で防ぐことができます。
1. 体調を整える
睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控えよう。
2. 服装に注意
通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶろう。
3. こまめに水分補給
「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しましょう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、スポーツドリンクなどを飲むのがオススメです。
4. 年齢も考慮に入れて
体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすい。年齢を意識して、予防を心がけることも大切です。
以上のことに注意をしていても熱中症にはなるかもしれません。
熱中症かもしれない、と思ったらまずまっ先にしなければならない基本中の基本としては
・ 涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動する
・ 衣類をゆるめて休む
・ 体を冷やす(氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てる。氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やす。)
・ 水分を補給する (このとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要があります。スポーツドリンクなどを少しずつ何回にも分けて補給するといいです。)
ここまでが自分でもできる応急処置です。
熱中症は、回復してしまえば終わり、というものではありません。一説によると、熱中症になった経験のある人は熱中症になりやすいともいわれています。
また、熱中症で体温が高くなると、大腸菌でつくられた内毒素が血液中に漏れ出て、体温が正常に戻っても体の抵抗力が弱まるという研究結果もあります。
熱中症になった後は、病院で受診して大事をとるとともに、しばらくの間は体をいたわる生活をする必要があります。
くれぐれも「もう大丈夫」とばかりに、翌日からまた活発に活動をはじめる、なんてことをしないように。
楽しく夏を乗り切りましょう。
平沢 謙治
#
by housingpro
| 2011-07-13 14:29
2011年 07月 12日
建物を建てる際、多くの場合、建築の確認申請が必要となります。
大規模な建物、中高層建築物は、開発申請・中高層の申請等、色々な申請を行い、はじめて確認申請にたどり着きます。大規模な建物でなくても、福祉関係の申請や省エネ関係の申請等、時代の流れに沿った、申請が増えているようです。年々、確認申請前の申請が増えているように思うのは私だけでしょうか。
また、以前は、建設地の管轄行政に確認申請を提出していましたが、今は、民間の指定確認審査機関で確認申請等を受けられるようになり、選択の幅が多くなっています。どこに確認申請を提出しようか悩む時代になっています。
確認申請を迅速に終わらせることも、設計事務所の大事な仕事になっています。
高橋 保夫
大規模な建物、中高層建築物は、開発申請・中高層の申請等、色々な申請を行い、はじめて確認申請にたどり着きます。大規模な建物でなくても、福祉関係の申請や省エネ関係の申請等、時代の流れに沿った、申請が増えているようです。年々、確認申請前の申請が増えているように思うのは私だけでしょうか。
また、以前は、建設地の管轄行政に確認申請を提出していましたが、今は、民間の指定確認審査機関で確認申請等を受けられるようになり、選択の幅が多くなっています。どこに確認申請を提出しようか悩む時代になっています。
確認申請を迅速に終わらせることも、設計事務所の大事な仕事になっています。
高橋 保夫
#
by housingpro
| 2011-07-12 16:25
2011年 07月 11日
先週末の金曜日に一級建築士の定期講習会を受けてきました。
姉歯事件後に、3年ごとに受講する事が義務付けられた定期講習会です。
建築士法が改正される前にも、講習会そのものはあったのですが、義務化はされていませんでした。
改正後は、設計事務所に所属する建築士資格を持つ者に義務付けられたもので、学校の先生や、官庁に所属の方、設計事務所に所属していない方は、対象外となっています。
講習会の中身は、やはり改正された法規について時間をさいていましたが、最近の事例に則した、環境問題や構造手法についての講義もあり、広く浅く概要を知るものとなっていました。
この講習会は、単に受講しただけでは講習を受けた事になりません。講義終了後には、一級の試験と同じ様に、マークシート式の試験を受け、一定の成果を上げてはじめて講習受講の証明をしてもらえるのです。
講習会のテキストを参照できたのですが、妙に緊張するものではありました。
文章の正誤を丸バツで回答するのですが、微妙な言い回しによる問題があったり、
一級の本試験を思い出す感じがしました。
来年3月までに受講すればよいのですが、11月ぐらいまでには、受けておいた方がよいようです。
今回の会場は、しっかり満員でした。休憩時間のたびに携帯電話で仕事の連絡を取っている人が多く、みなさん忙しい最中に受講しているのが伺えます。
今年の1級の本番は、来週末だったでしょうか。
受験される方は、がんばってください。
川端健彦
姉歯事件後に、3年ごとに受講する事が義務付けられた定期講習会です。
建築士法が改正される前にも、講習会そのものはあったのですが、義務化はされていませんでした。
改正後は、設計事務所に所属する建築士資格を持つ者に義務付けられたもので、学校の先生や、官庁に所属の方、設計事務所に所属していない方は、対象外となっています。
講習会の中身は、やはり改正された法規について時間をさいていましたが、最近の事例に則した、環境問題や構造手法についての講義もあり、広く浅く概要を知るものとなっていました。
この講習会は、単に受講しただけでは講習を受けた事になりません。講義終了後には、一級の試験と同じ様に、マークシート式の試験を受け、一定の成果を上げてはじめて講習受講の証明をしてもらえるのです。
講習会のテキストを参照できたのですが、妙に緊張するものではありました。
文章の正誤を丸バツで回答するのですが、微妙な言い回しによる問題があったり、
一級の本試験を思い出す感じがしました。
来年3月までに受講すればよいのですが、11月ぐらいまでには、受けておいた方がよいようです。
今回の会場は、しっかり満員でした。休憩時間のたびに携帯電話で仕事の連絡を取っている人が多く、みなさん忙しい最中に受講しているのが伺えます。
今年の1級の本番は、来週末だったでしょうか。
受験される方は、がんばってください。
川端健彦
#
by housingpro
| 2011-07-11 10:15
| ブログ