2012年 03月 07日
Vision
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映画「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」プレミア試写会に行って来ました。先日、
第84回アカデミー賞で主演女優賞を受賞したばかりのメリル・ストリープさんと
フィリダ・ロイド監督が来日され舞台挨拶がありました。会場には、サッチャー首相在任
期間中に日本の総理大臣であった中曽根、海部元首相も訪れており、メリル・ストリープ
さんと握手を交わすなどの演出もありました。
その舞台挨拶の中で印象的だったのは、「現代に求められるリーダー像とは」との質問に
「遠い将来を見抜く視点を持った人が必要であると思う。目の前の問題の解決をするだけ
でなく」と即答されていました。(特にfarを何度も強調されて耳に残っています)
私たちの設計する「建築」は、施主の個人所有であると同時に、街や街区を形成する要
素でもあります。特に現在計画される建築はその長寿命化が謳われ、長期にわたって周
辺環境に影響を与え続けることになります。
現在進行中の大学の校舎改築計画においても、隣接地との連携や融合は基より、街区
の構想、さらに大きなブロック単位での都市のコンテクストを見極め、その将来像を地権
者や行政が一緒に話し合い、将来の街づくりをイメージしながら単体の設計を進めること
が求められています。
長期的な「ビジョン」を描くには、過去や現在を十分に理解していなければできませんが、
常に意識をすることが大切です。
常務取締役 安藤暢彦
第84回アカデミー賞で主演女優賞を受賞したばかりのメリル・ストリープさんと
フィリダ・ロイド監督が来日され舞台挨拶がありました。会場には、サッチャー首相在任
期間中に日本の総理大臣であった中曽根、海部元首相も訪れており、メリル・ストリープ
さんと握手を交わすなどの演出もありました。
その舞台挨拶の中で印象的だったのは、「現代に求められるリーダー像とは」との質問に
「遠い将来を見抜く視点を持った人が必要であると思う。目の前の問題の解決をするだけ
でなく」と即答されていました。(特にfarを何度も強調されて耳に残っています)
私たちの設計する「建築」は、施主の個人所有であると同時に、街や街区を形成する要
素でもあります。特に現在計画される建築はその長寿命化が謳われ、長期にわたって周
辺環境に影響を与え続けることになります。
現在進行中の大学の校舎改築計画においても、隣接地との連携や融合は基より、街区
の構想、さらに大きなブロック単位での都市のコンテクストを見極め、その将来像を地権
者や行政が一緒に話し合い、将来の街づくりをイメージしながら単体の設計を進めること
が求められています。
長期的な「ビジョン」を描くには、過去や現在を十分に理解していなければできませんが、
常に意識をすることが大切です。
常務取締役 安藤暢彦
by housingpro
| 2012-03-07 22:27
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