2012年 05月 07日
事前復興
|
ゴールデンウィーク初日の4月28日に
日本建築学会まちづくり支援会議主催で、
「巨大地震に備える事前復興のための
まちづくり支援の現状と展望」
というテーマのシンポジウムが開かれました。
「事前復興」とは聞きなれない言葉ですが、
震災を含む大災害が発生した時の
復興のシミュレーションを事前に
計画しておこうとする行動です。
避難場所の設定、仮設住宅の設置場所や規模の想定、
インフラ復興、本格復興を含め、
現在被災地で実施されている
内容等が盛り込まれていたり
各地域独自の展開を検討しています。
また、実際に住民参加型の訓練を行なっている自治体もあり、
近い将来発生すると言われている
首都圏直下型地震や東海、東南海、南海地震への対策が
真剣に取り組まれています。
では、これらのシミュレーションと
日常設計活動の延長線上であり
考慮しなければならないまちづくり計画との関係を
どうのように擦りあわせていけばよいのでしょう。
そのあたりが、一番の課題であるとの指摘がされていました。
また、基調講演の中では、
歴史的な事実や経験則から伝えられるはずの言い伝えをも
防災対策に活かす必要があることを強調していました。
写真は、5月3日に報道・公開された
116年前の明治三陸地震写真で、
東日本大震災後の光景に余りにもそっくりです。
驚愕された方も多かったと思われます。
今、この写真を見て、何を思われましたか
常務取締役 安藤暢彦
日本建築学会まちづくり支援会議主催で、
「巨大地震に備える事前復興のための
まちづくり支援の現状と展望」
というテーマのシンポジウムが開かれました。
「事前復興」とは聞きなれない言葉ですが、
震災を含む大災害が発生した時の
復興のシミュレーションを事前に
計画しておこうとする行動です。
避難場所の設定、仮設住宅の設置場所や規模の想定、
インフラ復興、本格復興を含め、
現在被災地で実施されている
内容等が盛り込まれていたり
各地域独自の展開を検討しています。
また、実際に住民参加型の訓練を行なっている自治体もあり、
近い将来発生すると言われている
首都圏直下型地震や東海、東南海、南海地震への対策が
真剣に取り組まれています。
では、これらのシミュレーションと
日常設計活動の延長線上であり
考慮しなければならないまちづくり計画との関係を
どうのように擦りあわせていけばよいのでしょう。
そのあたりが、一番の課題であるとの指摘がされていました。
また、基調講演の中では、
歴史的な事実や経験則から伝えられるはずの言い伝えをも
防災対策に活かす必要があることを強調していました。
写真は、5月3日に報道・公開された
116年前の明治三陸地震写真で、
東日本大震災後の光景に余りにもそっくりです。
驚愕された方も多かったと思われます。
今、この写真を見て、何を思われましたか
常務取締役 安藤暢彦
by housingpro
| 2012-05-07 10:30
<< GWも終わりました。 | 大型連休 >> |