2013年 02月 27日
適材適所
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最近、あることから木造住宅の再勉強をしています。
最近のハウスメーカーやビルダーは住宅の構造材に外材の集成材を多く用いているようです。
しかしながら、日本と言う高温多湿の気候に合っているのか、シロアリの居ない北欧、シベリア等
の北国の樹木は防蟻剤塗布だけで大丈夫なのか。色々と議論されています。
私が、大学を出て就職した設計事務所で木造住宅を数件設計した当時は土台は檜・ヒバ、柱は
檜・杉・栂、桁や梁材は松等昔から木材の特性(強度、防腐、加工性等)に合った樹種を部位毎に
選定していました。つまり適材適所を書物や大工さんから学んで設計に反映していました。
最近10年程、建売住宅等で最も多く多く使われているのは、ホワイトウッドの集成材で、土台・柱
・梁等全て同材が使われています。安価で加工性が良く、見た目もきれいな事が要因です。
何十年も使われる住宅が本当に大丈夫なのか心配になりました。品確法では構造部分の保証は
たった10年です・・・。
専務取締役 久保田正則
最近のハウスメーカーやビルダーは住宅の構造材に外材の集成材を多く用いているようです。
しかしながら、日本と言う高温多湿の気候に合っているのか、シロアリの居ない北欧、シベリア等
の北国の樹木は防蟻剤塗布だけで大丈夫なのか。色々と議論されています。
私が、大学を出て就職した設計事務所で木造住宅を数件設計した当時は土台は檜・ヒバ、柱は
檜・杉・栂、桁や梁材は松等昔から木材の特性(強度、防腐、加工性等)に合った樹種を部位毎に
選定していました。つまり適材適所を書物や大工さんから学んで設計に反映していました。
最近10年程、建売住宅等で最も多く多く使われているのは、ホワイトウッドの集成材で、土台・柱
・梁等全て同材が使われています。安価で加工性が良く、見た目もきれいな事が要因です。
何十年も使われる住宅が本当に大丈夫なのか心配になりました。品確法では構造部分の保証は
たった10年です・・・。
専務取締役 久保田正則
by housingpro
| 2013-02-27 10:00
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