2018年 09月 20日
歩道状空地
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車道、歩道に加えてグレーの舗装のエリアがあるのがわかるでしょうか。
建物の敷地の中にありながら、歩道のように一般に開放するように整備された歩道状空地と呼ばれるものです。
各行政によって取り扱いは様々ですが、「大きな土地に大規模な建物を作るときは、道路のあたりを歩道状空地にしましょう」
といった趣旨の内容が条例で定められていることが多いです。
空地になることで公共的なスペースが増えるだけではなく、建物による圧迫感を軽減する作用もあります。
他にも外に対して開放感をつくりましょう、心地よい空間を形成しましょうという趣旨の決まりごとは多いです。
圧迫感もそれはそれでまた街の姿の一つではあると思うのですが、
昔ながらのお屋敷に建っていたような中も見えない重厚な塀などは今後見られなくなっていくのかもしれないなと思います。
塙 正博
by housingpro
| 2018-09-20 19:58
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