2019年 01月 23日
秋の金沢へ2
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年が明けて季節感なしですが
前回のつづきです。
食事のあと旧市街の東山の茶屋街に移動しました。
そして、そこから妻と別れ、
美術館を見る為、私に与えられた時間は1時間でした。
移動も含めると見学できる時間は30分程度しかありません。
私はとにかく急いで美術館へ向かいました。
21世紀美術館は金沢城址と兼六園の隣接地に建っています。
美術館までたどり着くと、たくさんの人で溢れていて
予想以上の賑わいにびっくりしました。
すごい人気です。
自由に出入りできるエリアに面して
売店、ライブラリー、スタジオ等があり
有料エリアにある美術品を見る以外にも色々と楽しむことが可能です。
また、シームレスなガラスで外部と一体となった空間があり
観光で疲れた人が、ちょっと立ち寄って休憩するなんてことも可能です。
21世紀美術館は単なる美術館ではなく
施設を訪れた人たちが
様々な時間を過ごして楽しむことができる工夫が詰まっていました。
この賑わいは観光地のど真ん中にあって
どんな施設であるべきかを考え抜かれた
コンセプトの勝利なのだと思います。
建物をみていたらあっという間に時間が過ぎ
気づいたら約束の時間を過ぎていました。
私は時計を見て、慌てて旧市街の方へ走りだしました。
つづく
佐々木 剛
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